君が初めて笑った日
第16回やすらぎ音楽祭 枚方市教育委員会賞受賞
君が初めて笑った日
作詩曲 sai 編曲SSW
君が初めて笑った日を 忘れはしないよ母さんは
君が初めて歌った日を 忘れはしないよ父さんは

いつからだろう 君の小さな背中に
輝く翼が 見えるようになったのは
何もわからず ただ生きるためだけの
日々を過ごしてた 泣くひまもなかった
だけどスプーンが持てたと 君笑ったね
お友達と握手 ああ嬉しいね

君が初めて笑った日を 忘れはしないよ母さんは
君が初めて歌った日を 忘れはしないよ父さんは



自分の足で 歩けなくてもいいんだ
言葉はなくても 心ひとつあればいい
朝の光りを 体いっぱい浴びて
今日も出かけよう きらめきの中へと
ごらん青空を吹く風 ああさやかだね
海の匂い胸に ああ遥かだね

君が初めて笑った日を 忘れはしないよ母さんは
君が初めて歌った日を 忘れはしないよ父さんは


君が初めて笑った日を 忘れはしないよ母さんは
君が初めて歌った日を 忘れはしないよ父さんは

第16回やすらぎ音楽祭枚方市教育委員会賞受賞
やすらぎ音楽祭に応募するために、初めて息子のことを書いた歌です。
通園施設に入園して4年目、5歳の夏、息子のお友達大好きという笑顔がまだ愛らしかった頃。
経管栄養チューブと引き換えに手に入れた健康。外出することがようやく喜びになり、太陽の温かさを思い出した頃でした。